2007年10月26日金曜日

疲れない工場をめざす②

[企業向けコンサルティング]
疲れない工場をつくろう!身体的な個人差を考慮して解決していこう。


☆カラダの使い方と変化に関する健康の実務と調査研究
☆疲労抑制と解消による生産性向上を目的とした疲れない事業所(工場)
前回・・・
第三作業工程【検査】
ここは、細かい作業で、品質の要というところでした。
品質検査は姿勢や眼の疲労が一番きつそうです。
ポイントは休息の取りかたのような気がしました。

本日の内容と予定する所要時間
・作業員の個人差の把握と調査
・業務に関する担当役員の立会い
・作業者自身の身体能力の現状に気づいてもらう
・所要時間:30分を予定
前回の状況観察から今回より実施へ入ります。
作業されている方12名。
作業に対して身体的な個人差を簡略的な方法で確認しました。
検査する工程部署ということで、座るというポジションが長時間に渡ります。
そこで、座って行う検査工程での身体的な歪みなどを作業者自身に理解してもらうことから着手しました。
現状確認です。
状況観察のときから見て、毎日の検査作業はデスク内に配置された検査台の位置や高さは共通した環境下です。
個人の身体的な差を補正修正するにはイスの高さでするよりなさそうです。
これによる作業者の身体的な歪みの状況を調べました。
仕事が終わっての家庭内での過ごし方も多少の影響はあることも踏まえて個別にひとりひとり調査しました。
12名中9名の方が検査作業台の状況と環境による可能性ありと推測されました。
細かくはヒヤリングすることも必要のようです。
9名の方は検査作業台の角度とイスの位置による可能性がありと推測できます。
次回までにと思い、二つの改善方法を指導し終えました。
・作業前や作業後に、全員で出来る改善方法と個別で行える簡易的な休憩時間で行える休息姿勢でする。
個別に12名の作業者に対応したのと事前の話もあり最初ということもあり
予定より40分をオーバーしてしまいました。
疲れない工場を目指す
(1)現場作業工程の見学で感じたこと
(2)身体的な個人差があるこを解決する