2019年11月4日月曜日

カラダの動きをみて、その場で痛みを取る。

慢性的に痛いところがある。動かすとき痛いところがある。
そのような時に、頭部の傾斜、肩の差異、背筋の曲がり、ねこ背、脚の動き、足の位置、これらがヒト本来の動きに反した動きをしています。
良くなるネットではカラダの動き検査を最低60項目あり治療時にも随時行っています。受けている方は気がつきませんが、さらりと作業を進めて検査をして診断しながら治療をしています。
動作の検査はレントゲンや機械での検査は不可能です。なぜなら撮影をするので、動きを止めてもらわないと写せないからです。動画で撮影して解析は可能ですが今現在では編集という作業に大変な時間を必要とします。一度に多くの人を見るのは困難です。
カラダの動き検査はヒト本来の体の動きを検査診断して治療を行い、その場で痛みが取れるメソッドです。



カラダの動き検査
前号は手の動きについて紹介しました。
今回は下肢編で股関節、腸骨、座骨、仙骨です。

下肢股関節の動き開度仰臥位


静止位置と可動域座位

腸骨の動き傾き状態バランス位置立位

座骨の状態位置状態伏臥位


傾き位置状態四つ這い位

仙骨の歪み向き位置状態伏臥位


向き位置状態四つ這い位

[股関節]
股関節は座位と仰臥位でみます。治療は主に伏臥位で行います。慢性腰痛の方は股関節の動き要注意となります。

[腸骨の動き]
左右の腸骨の傾きをみます。股関節の動きの影響をみます。立位でみます。次号で述べますが脚の動きで仰臥位で見る時に股関節の動きと腸骨の位置で影響を受けます。臀筋がうまく活用されているかの有無がここでもみれます。脚を組むクセのある方は歪みます。運動する方で脚を組むのは避けましょう。

[座骨の状態]
座位での状態と四つ這い位での状態でみます。腸骨の傾斜歪みの影響を受けることになるのですが座って体が傾げる方は歪んでます。検査で段差が見られる方は治さないと運動機能の向上は期待できません。早く治しましょう。

[仙骨の歪み]
仙骨の歪みが腸骨付近の筋肉か股関節周りの筋肉の影響を受けているのかをみます。脊椎の蛇行歪みも関係するところです。骨盤周りのトレーンング強化の前に歪みを解消してから行うことをお勧めします。座骨神経痛などでお悩みの方は仙骨周りの筋肉が硬直して緊張状態で長くいる状態を解除しておくことが重要です。伸張伸展がポイントです。

次号は膝に関する項目を紹介します。

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