2014年9月5日金曜日

脳内出血の後遺症で左腕左脚のマヒ

8年前に、脳内出血をして左側のマヒがある60代の男性が治療にこられました。


50歳中頃に脳内出血で倒れて左腕と左脚と左足首に後遺症が残って8年になる方が来られてます。

手のひらは指を折り曲げてグーに近い状態でチカラの抜き方がわからないという感覚だそうです。

 平らな椅子に腰掛ける状態でいると、左脚を折り曲げている状態でいると膝が外側に向いてしまい両膝を揃えることができません。

座っている状態で両腕を挙上する動作を試みると、左腕は肩より上に挙りません。

足首は固定用具をしないと、つまずく恐さがあり歩行に装着しているそうです。

このような状態ですが、力が入っていると言う事は筋肉と神経系統は生きているのです。ですので筋肉が動作に応じて伸ばせる状態に戻せるようにすることは可能です。

心筋梗塞の後遺症や脳梗塞での後遺症で、同じ様な状態で手首が身体の内側に曲がり筋肉が縮み込み伸ばせない状態の方を治療してきております。

良くなるネットで治療と日常のケアの方法を知ることで、指が伸ばせて、肘が伸ばせて、肩より上に腕を上げる事ができるようになれます。

歩行も、クセのある歩き方より正常な動きになれます。

無理に力を入れたやり方や動作はオススメできません。

後遺症を早く解決する術を知って頂きたいところです。




2014年6月17日火曜日

ヨクナルメソッドは複合的使い方に適しておりません。

わたしのしている治療の仕事は、始めたとき(1997年)からダブルスタンダード(教義が二つ)が許されません。ヨクナルメソッドは複合的使い方に適しておりません。

大きな理由は、診て触り微妙な筋肉の動きを読み取りながらの診断が大きく乱れるからです。常日頃から重症者を診る事が多いので、痛みが強い方を治療するとき、クセは禁物です。

これは開業コースだからとか、ご家族で使いたいとか、 関係はありません。わたしどもの手法療法は診断を行い治療手法を行うので日頃からクセは禁物です。ヨクナルメソッドは基本、症状別にあてがう対症療法ではありません。

他の手法や療法を股がって、あっちのやり方こっちのやり方と日夜行っていると、極度に痛みを伴った重症者が現れたときに自分本人が対応できないからです。

対応できない?とはなにか!
それは頭で理解していても身体が動かないのです。
指先のチカラ加減や微妙な動きを察する感覚が必要なのに、過敏な症状を持つ重症者に適さない動きを与えたりするのです。 場合によっては大変危険なことが起きるかも知れないのです。


1997年に自然形体活生法の創始者である山田洋先生に師事して当時清水市に治療所を設けて、9:00~20:00まで営業時間に毎日17〜18、9人は治療をしておりました。月に一度は一泊二日でホテルに泊まり込み、ほぼ缶詰状態で手法の研修と練習と講義浸けで修得の日々を過ごしていました。

2005年より修得(ほぼ修行です)してた療法を、ひとに教えるプロジェクトを起しました。全国より習得を考える方が来られておりました。既になんらかの手法や療法を習っていた方、これから開業を考えている方にも教えておりました。

その中には、鍼灸師やマッサージ師、柔道整復師、そしてリンパやアロマ系のマッサージ カイロプラクティック、○○整体などひとの身体に触れる仕事をされている仕事を自営業でやられていたり、雇われていたりする方々へ教えておりました。

まったく初めて覚える方は、すなりスムーズに習得(習い事に近い)します。ですが、他の療法を長くされていた方は手加減が既に身体に染み付いているので、微妙なタッチが出来ません。なんど教えても脳はわかっても指先や身体が動かないのです。わたしらが教える内容を習得する上で、独特なクセが抜けるのに長い方ですと一年以上必要とした人もいたようです。

 いろいろ変化を遂げた形ではあります、姿美セラピー、インナーストレッチ、を講習形式で習得してもらう上で、指導方法や使い方は独特な方法となっております。

しかし基本的教義内容ゆずっておりません。
 ダメなものはダメです。

かなり以前(9年前)より、講義で話をしたり実習で事例を出して説明したことがあります。複合したり、併用したり、違う考えで行うと治るものも治らないのですよ。

個人開業で自営業を選択し仕事をする場合、1本柱が立つまで他は無しです。どれか1本やり抜くことです。

また、なんでFCにしないのか。これはまた別の機会にしたいとおもいます。

2014年4月15日火曜日

腰痛で起き上がれない方〜10年前に脊髄にボルトを埋め込んでいたレントゲン写真


痛くない療法のヨクナルメソッドです。

 70代のご年配、
朝起きあがったり椅子に腰掛けていて立ち上がったりすると、腰がひびくように痛い!という〜辛い状態で、治療に来られました。(なんと腰の部分のレントゲン写真をお持ちになって来所。)
この方いま最大の楽しみは土いじりだそうです。
お持ちになったレントゲンを見ますと、背面から椎体にボルトが通して腰椎6番7番が金具で固定されている様子がわかりますね。
 この方は前屈がし難い様子で、当時の主治医より走る事や飛んだり跳ねたりは避けるように言われていたそうです。
さて、腰がひびくように痛い痛み。
この痛みを解決するために、まず行うことがあります。身体的に静止で歪みをみる事は当然なのですが。身体の各部位を少し動かす状態で身体の動きの方向、可動範囲、伸張範囲の診断をします。
診断により、身体的歪みによる影響を捉え、どの程度、身体のどこに負荷をかけているのか、治療しながら痛みを解決していきます。
治療には、ひっぱったり、急激な動きを与えたりすることはしません。
人間本来の正しい体幹の位置というものがありますので、不自然な動きのある筋肉など呼吸をみながら細かに体の各部位を動かします。
緊張状態にある痛みのある筋肉や神経を圧迫も、正しい伸縮伸張する動きにする手法を行い、痛みを解消していきます。
特に激痛の方の場合は、そっと触れるだけで解消します。受けた方の感想の多くは、何をされたのか気づかないうちに、痛みが消えていたりします。
みなさん、声を揃えて言う言葉があります。それは「不思議〜」と。
不思議な声を多く頂く、痛くない療法を受けた方の多くは、施術中に寝てしまいますので、気がついた頃には体が良くなっています。眠くなっても我慢する必要はありません。ゆっくり寝ていてください。痛みのない気持ちいい時間をどーぞ。

参考までに、
過去に、アメリカ退役軍人の方で同じような腰にボルトが入っている方の治療をしたことがあります。そのアメリカ人は本国でもカイロプラクティックやマッサージの類いは避けるようにドクターより指示を受けていたそうです。タイ式マッサージなどもダメ。
そのアメリカ人は、わたしのところのは今まで受けたことの無い、すばらしい!と言ってました。 (通訳は日本人の奥様)
1998年に開業して、いま思うのです。開業当初と比べて所見能力は相当能力は高いのは当然であります。しかしここ5年前と比較して治療に対する診断方法は飛躍的に向上していると実感しております。これはわたしども治療所内の環境整備(特別住環境施工済み)や医療機器(取扱許可済み)のおかげでもあります。


2014年4月7日月曜日

書籍~現代の労働負担 著者~千田忠男 

疲労や疲れ
労働環境という視点で説いています。

体は位置を変えないで作業すると、過度の疲労が発生します。

環境適応の法則が働くのです。