2013年3月15日金曜日

寝ると腕が挙るが立位や座位で腕が挙らない症例

 平成25年3月より来られた方が本日で治療を終わりました。
完全に元気になられたのです。


ヘルニアで腰椎で手術をされて、脚が挙り難いというので胸椎を手術をされたそうです。

その後、腕が挙らないというので頸椎を手術するかを検討してた方でした。

早急に手術するという判断をせず、手術をしないで解決できた一例だとおもいます。

頸椎が悪いだけでない。
寝ている状態では腕はあげられる。


(初来院のとき)
椅子に座り腰掛けている状態では、腕が上げられない。
立位の状態でも、腕が挙げることができません。

ですが、仰臥位(仰向けに寝ている姿勢)で、
Sカーブ枕をしてる状態のときは挙上(腕を上げる)できるのです。

初来院されたときの初期診断で、
私はご本人に
「頸椎の手術をする必要については早急に決める必要はないですよね。」
と伝えました。

最初のひと月間の治療期間は腕の動かし方を取り戻すことを行いました。
これにはインナーストレッチプログラムをご本人にも憶えていただきました。


2ヶ月半後は経過を見ながら月二回の治療で良くなり、3ヶ月後は月に一度の治療で済むようになりました。


正常な動きを取り戻せる秘訣(治療)
・動きの所見と原因を探る診断。
・治療を急がない。
・無理な動きをさせない。
・経過観察を怠らない。
 以上、
 ヨクナルメソッドでした。


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