8年前に、脳内出血をして左側のマヒがある60代の男性が治療にこられました。
50歳中頃に脳内出血で倒れて左腕と左脚と左足首に後遺症が残って8年になる方が来られてます。
手のひらは指を折り曲げてグーに近い状態でチカラの抜き方がわからないという感覚だそうです。
平らな椅子に腰掛ける状態でいると、左脚を折り曲げている状態でいると膝が外側に向いてしまい両膝を揃えることができません。
座っている状態で両腕を挙上する動作を試みると、左腕は肩より上に挙りません。
足首は固定用具をしないと、つまずく恐さがあり歩行に装着しているそうです。
このような状態ですが、力が入っていると言う事は筋肉と神経系統は生きているのです。ですので筋肉が動作に応じて伸ばせる状態に戻せるようにすることは可能です。
心筋梗塞の後遺症や脳梗塞での後遺症で、同じ様な状態で手首が身体の内側に曲がり筋肉が縮み込み伸ばせない状態の方を治療してきております。
良くなるネットで治療と日常のケアの方法を知ることで、指が伸ばせて、肘が伸ばせて、肩より上に腕を上げる事ができるようになれます。
歩行も、クセのある歩き方より正常な動きになれます。
無理に力を入れたやり方や動作はオススメできません。
後遺症を早く解決する術を知って頂きたいところです。