2014年6月17日火曜日

ヨクナルメソッドは複合的使い方に適しておりません。

わたしのしている治療の仕事は、始めたとき(1997年)からダブルスタンダード(教義が二つ)が許されません。ヨクナルメソッドは複合的使い方に適しておりません。

大きな理由は、診て触り微妙な筋肉の動きを読み取りながらの診断が大きく乱れるからです。常日頃から重症者を診る事が多いので、痛みが強い方を治療するとき、クセは禁物です。

これは開業コースだからとか、ご家族で使いたいとか、 関係はありません。わたしどもの手法療法は診断を行い治療手法を行うので日頃からクセは禁物です。ヨクナルメソッドは基本、症状別にあてがう対症療法ではありません。

他の手法や療法を股がって、あっちのやり方こっちのやり方と日夜行っていると、極度に痛みを伴った重症者が現れたときに自分本人が対応できないからです。

対応できない?とはなにか!
それは頭で理解していても身体が動かないのです。
指先のチカラ加減や微妙な動きを察する感覚が必要なのに、過敏な症状を持つ重症者に適さない動きを与えたりするのです。 場合によっては大変危険なことが起きるかも知れないのです。


1997年に自然形体活生法の創始者である山田洋先生に師事して当時清水市に治療所を設けて、9:00~20:00まで営業時間に毎日17〜18、9人は治療をしておりました。月に一度は一泊二日でホテルに泊まり込み、ほぼ缶詰状態で手法の研修と練習と講義浸けで修得の日々を過ごしていました。

2005年より修得(ほぼ修行です)してた療法を、ひとに教えるプロジェクトを起しました。全国より習得を考える方が来られておりました。既になんらかの手法や療法を習っていた方、これから開業を考えている方にも教えておりました。

その中には、鍼灸師やマッサージ師、柔道整復師、そしてリンパやアロマ系のマッサージ カイロプラクティック、○○整体などひとの身体に触れる仕事をされている仕事を自営業でやられていたり、雇われていたりする方々へ教えておりました。

まったく初めて覚える方は、すなりスムーズに習得(習い事に近い)します。ですが、他の療法を長くされていた方は手加減が既に身体に染み付いているので、微妙なタッチが出来ません。なんど教えても脳はわかっても指先や身体が動かないのです。わたしらが教える内容を習得する上で、独特なクセが抜けるのに長い方ですと一年以上必要とした人もいたようです。

 いろいろ変化を遂げた形ではあります、姿美セラピー、インナーストレッチ、を講習形式で習得してもらう上で、指導方法や使い方は独特な方法となっております。

しかし基本的教義内容ゆずっておりません。
 ダメなものはダメです。

かなり以前(9年前)より、講義で話をしたり実習で事例を出して説明したことがあります。複合したり、併用したり、違う考えで行うと治るものも治らないのですよ。

個人開業で自営業を選択し仕事をする場合、1本柱が立つまで他は無しです。どれか1本やり抜くことです。

また、なんでFCにしないのか。これはまた別の機会にしたいとおもいます。